最近、合コンセッティングサイトの勢いがスゴイと感じているのは俺だけだろうか。
もう、街コンに参加するのはモテない中年オヤジだけいなるかもしれない。
そもそも、この手のサービスってのは人気が出るとおいしい思いができなくなる。
例えば、いわゆる出会い系サイトだって、ウィンドウズ95が発売され、インターネットが一般化し始めたばかりのころは、今よりも断然出会えたはずだ。
もちろん、当時もネカマと呼ばれる存在はいたんだ。
ネカマなんて言葉もう使われなくなったが、ネットのオカマのこと。
でも、当時のネカマってのは、 本当にオカマってわけじゃない。ネット上で、女のふりして投稿して、男からメールをもらったら女のふりして返信して楽しんでいたやつらがいたんだ。
だから、ネカマに会ったところで、単に腹が立つだけで、お金を損失するってイメージはなかった。そもそも、ネカマの数は今のサクラの数に比べると非常に少なかったと思う。
そもそも、当時の出会い系は男の参加者も少なかった。つまり、女の人が投稿して、得ることができるメールの数が今より少なかったんだ。
もちろん、当時から、女性が投稿するとかなり多くの数のメールが届いていた。でも、出会い系自体、どんなサイトなのかしっかりと認識されていなかったから、女の子もためしに投稿してみようってのが多かった。
だから、完全無料のサイトでさえ、普通の女の子が投稿したりしていた。
優良サイトでも女の子は当時から無料だったんだ。つまり、男性有料、女性無料ってのも一般的だった。今は、女の子もそれを知っているし、プライバシーに対する不安も大きいから、有名な男性有料、女性無料の出会い系サイトしか使わない。
男女ともに無料の出会い系サイトを普通の女の子が利用するメリットなんて何もないからね。
でも当時は、それを理解できない女の子も多かったkら、検索エンジンで一番上にヒットした、男女無料のサイトに登録したりする普通の女の子が多かったんだ。
だから、ただで、女の子に出会えた男も多かったはずだ。
それに対して、現在サクラって呼ばれている人たちは、利益のために出会い系に参加しているからたちが悪い。
無料系サイトに登録しても、勧誘メールが届いたり、デリヘル嬢らしき女から誘われたりすることがあっても、普通の出会い目的の女の子に出会える可能性は少なくなっている。
結局、サービスが普及しだすと、それを悪用する人たちが増えてくる。街コンだってそうだ。ナンパ師からすればこれほどおいしい場所はない。男を探している女が集まり、しかも、居酒屋の料金は割り勘。金をかけずに確実に女の子をゲットできてしまう。
街コンをまるで健全な町おこしのようにとらえている人たちがいるけど、世間知らずもいいとこなんじゃないのかな。
確かに一時的な経済効果は期待できるかもしれないけど、確実にもうかるのは、街コン開催地のラブホテルだけなんじゃないのかな。ラブホは、街コンのために一切金を払っていないのに、客を獲得できるんだから、おいしいよね。
ダラダラと書いているが、街コンは普及しすぎたがために、すでに期待通りの成果が得られなくなっているのではないかというのが俺の見解。
街コンがテレビで取り上げられていたころは、流行に敏感な若い女の子も参加したかもしれない。しかし、普通に考えれば、若い女の子は街コンなんかに参加しなくても、同世代の男と合コンすればいいんだ。結局街コンに参加するのは社会人が多くなる。また、流行を過ぎた今後は、流行っていた時に参加する勇気がモテなかった中年の人たちが参加しだすだろう。そうなると、中年同士の婚活パーティー化する可能性もあるんじゃないのかな。